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2021年06月24日

心臓のツボ

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東洋医学ではツボを経穴(けいけつ)と言いますが、頭のてっぺんから足の指先まで全身に800近くもあります。

腰痛や肩こりに効くツボや風邪を治すツボ、生理痛の時に使うツボなど症状に合わせて鍼や灸で刺激して治療します。

 

そんなツボの中で、内臓に直接影響を与えるツボがあります。

胃なら胃兪、腎臓なら腎兪という感じで名前がついています。

内臓に病気があったり、弱って働きが悪い時などに使います。

 

また内臓に何かあるとそのツボには圧痛が出ることがあります。

押して痛いのを圧痛と言い、それで内臓の働きが分かることもあります。

 

今回の患者さんは心臓サルコイドーシスという心臓の難病の患者さんです。

サルコイドーシスとは、肉芽腫とういう肉の塊が目や内臓など様々なところにできる病気です。

肉芽腫が心臓にできるのが心臓サルコイドーシスで不整脈や息切れなどを起こします。

進行するとペースメーカーが必要になる、難病指定されている病気です。

 

薬で進行を抑えられていて悪化はしていないのですが、背中がやたら凝るとのことで月に1~2回のペースで来院されています。

 

心臓のツボである心兪は肩甲骨の内側にあります。

ちょうど凝っていると訴える所で、軽く押してみると「そこそこ!」と言われます。



少し強めに抑えると奥の方に硬結(ぐりぐりしたもの)があります。

 

心臓が悪いので心兪というツボに硬結ができ、その硬結が背中のコリを引き起こします。

ですので心兪に鍼をして硬結を緩めます。

さらに心臓を中心とした五臓六腑を整える経絡治療を行います。

 

治療を終えると背中のコリもなくなりこれでしばらく働ける、と帰っていきます。

疲れがたまり背中が張ってくるとまた治療にやってきます。

 

ツボには腰痛や肩こり、生理痛など症状に直接効果があるものだけでなく、内臓の状態を表すものもあります。

肝臓が悪ければ肝臓のツボに、肺が悪ければ肺のツボに反応があらわれます。

ツボの反応に従って鍼や灸をする、東洋医学ではそんな治療も行います。

 
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