2021年01月18日
ツボとは
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一般的に言うツボはいろいろな意味で使われますが、ここでは鍼灸治療におけるツボの説明をします。
ツボにはいくつか種類があります。
1、東洋医学における経穴のこと
腰に効くツボ(委中)とか、生理痛に効くツボ(三陰交)など。
2、筋肉にできるコリ
腰痛の腰を揉んだときや肩こりの肩を揉んだときの、押されると痛きもちいい所。
3、武道における急所
みぞおちやこめかみ、経絡秘孔など。
その他物事のコツや要点をツボと言ったりもします。
鍼灸治療におけるツボは経穴の事で経絡上にあらわれます。
皮膚が軟弱でへこんでいたり、固く盛り上がったりしています。
経絡とは気血水の通り道の事です。
体中を巡っているためどこかが詰まると全体に影響が出て、体のあらゆる不調につながります。
経穴(ツボ)は経絡の異常を教えてくれる反応点であり、また治療点でもあります。
なので経穴(ツボ)を治療すると経絡の詰まりが取れ、気血水が正常に巡るようになります。
経穴(ツボ)の数は時代や国によって前後するものの、体全体で700以上あります。
それぞれ与える影響や範囲が違うので、その時の症状やその人の体質などに合わせて使い分けます。
代表的な経穴(ツボ)
・肩こり➡合谷
・胃の症状➡足三里
・腰痛➡委中
・生理に関連する症状➡三陰交
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